「キュイジーヌ銀の匙」は、スープを軸として、ランチ・お惣菜・ワインをお出しするお店です。

店名は中勘助の小説「銀の匙」から拝借しました。今から100年以上前、大正時代に出版された本です。
幼い頃体が弱かった主人公。彼を可愛がっていた伯母さんは、元気になるようにと、小さな銀の匙で薬を飲ませていました。日々がんばる人の“くすり”となるような、元気が出るスープとお料理をお届けします。

キュイジーヌは、フランス語で厨房という意味です。
自分の原点である栄養士の仕事は、小さな病院の小さな厨房でスタートしました。それから約20年、患者さんと利用者さんからたくさんのことを教えてもらいました。その学びを、地域の皆さまに喜ばれる食の仕事につなげていきたいという思いで、料理をしています。

Ｔｏｍｏｋｏ　Ｍｕｒａｋａｍｉ
管理栄養士・ワインエキスパート
大学卒業後、出版社に勤務。その後栄養士・管理栄養士の資格を取得し、病院・高齢者施設に勤務。栄養士の仕事を続けて今年で20年目になる。